入会したら、無理やり結婚させられますか?

婚活女性,ドタキャン,なぜ,女性の本音と男性の対策

全国対応もオンラインで可能な、結婚相談所ハピマリ新潟の仲人・有田です。

 

「結婚相談所って、入会したら好きでもない人と結婚させられるんですよね?」

無料相談で、女性の方からこう聞かれることが今でもあります。

聞き方はいろいろで、「断ってもいいんですか?」「仲人さんに勧められたら受けなきゃダメですか?」という言葉のこともあります。

私はこの質問、とてもいい質問だと思っているんです。だって、その不安があるということは、それだけ「自分の気持ちを大事にして結婚したい」と思っているということですから。

 

この記事では、入会してからご成婚までのあいだに、「決める場面」が何回あって、それを誰が決めているのかを、実際の手続きの流れに沿って一つずつ書いていきます。

読み終わったとき、「なんだ、結婚【させられる】なんてことはないんだ。全部自分で決ていいんだ」
と肩の力が抜けていれば嬉しいです。

目次

  1. この不安、どこから来ているのか
  2. 「決める場面」を数えてみましょう
  3. お断りは、実際どうやって伝わるのか
  4. では、仲人は何をしているのか
  5. 仲人が「もう少し会ってみませんか」と言うとき
  6. 最後の決断だけは、代わってあげられません
  7. まとめ

1.  この不安、どこから来ているのか

「結婚させられる」というイメージ、どこから来たのでしょうね。

 

私が思うに、ひとつは昔のドラマや漫画に出てくる「お見合い」の場面です。仲人さんが釣書を持って家に来て、親と仲人が話をまとめて、本人は最後にちょっと顔を合わせるだけ。断ろうものなら「あれだけ骨を折ってもらったのに」と親に怒られる——そんな絵柄です。

それと、地方特有の事情かもしれません。

新潟のような土地で育つと、「近所のおばちゃんが縁談を持ってきた」という話を、親世代から聞いて育った方が少なくありません。あれは断りにくかったんです。地域の人間関係がそのまま乗っかってくるからですね。

私自身、田舎の商店の跡取り長男として育ちました。「そのうち縁談が来るだろう」と漠然と思っていて、35歳で「あ、もう来ないんだ」と気づいた口です。だから、あの世界の空気感は肌でわかります。

 

そしてもうひとつ、これは業界の側にも原因があったと私は思っています。一昔前の婚活業界には、正直に言って闇のような部分がありました。

どういうことかというと、男性にだけ高額の会費を請求し、女性は無料、という仕組みの相談所です。会費を払っているのは男性なので、サービスは男性のほうを向きます。女性は「無料で活動させてもらっている立場」ということになってしまう。

その結果、どうなったか。女性はお相手の男性の写真すら見せてもらえないまま、「この日、ここに来てください」とお見合いの席にどんどん座らされる。誰と会うのかも、当日その場で初めて知る。断ろうとしても「せっかく組んだのに」と押し戻される。そんな運営をしていた相談所が、10年ほど前まで実際に少なからずありました。

これでは「好きでもない人と結婚させられる」というイメージが出来上がってしまうのも、無理はないんです。むしろ当然だと思います。あなたが心配されているのは、根も葉もない噂ではなく、かつて本当にあったことなんですね。

 

ただ、今の結婚相談所は、あれとは仕組みそのものが違います。似ているのは「お見合い」という言葉だけと言っていいくらいです。

 

2. 「決める場面」を数えてみましょう

抽象的に「自分で決められます」と言われても、たぶん安心できないと思います。
なので、入会からご成婚まで、あなたが「はい/いいえ」を出す場面を、実際の順番どおりに並べてみますね。

 

① お見合いを申し込むかどうか

連盟のシステムで、条件を入れて男性会員のプロフィールを検索します。写真、年齢、お住まいの地域、お仕事、年収、家族構成、趣味、結婚後の希望——かなりの情報が載っています。

その中から「この方に会ってみたい」と思った方にだけ、申し込みます。何人に申し込むかも、誰に申し込むかも、あなたが決めます。

 

② 申し込まれたお見合いを、受けるかどうか

女性の方には、男性側からの申し込みが届きます。これを受けるかどうかも、一件ずつご自分で判断します。「受けなきゃいけない件数」はありません。ゼロでも構いません。

 

③ お見合いのあと、交際に進むかどうか

お見合いは1時間ほど、ラウンジやホテルのカフェでお話しするだけです。終わったあと、双方が「交際希望」を出したときにだけ、仮交際が始まります。

つまり、あなたが「今回は見送ります」と言えば、そこで終わりです。理由を細かく説明する必要もありません。

 

④ デートを重ねる中で、続けるかどうか

仮交際は、複数の方と同時に進めてよい期間です。1回目のデートで「違うな」と思ったら、そこで終了して構いません。3回会って「やっぱり違う」でも構いません。これは毎回、あなたの判断です。

 

⑤ 真剣交際に進むかどうか(=一人に絞るかどうか)

ここが婚活のいちばんのヤマ場です。複数の中から一人を選び、他の方との交際を終了する。この決断も、当然ご本人がします。「まだ決められない」なら、決めなくていいんです。焦って絞っても、いい結果になりません。

 

⑥ プロポーズを受けるかどうか

最後の最後です。ここで「考えさせてください」と言う方も実際にいらっしゃいます。それも、まったく問題ありません。

数えてみると、成婚までに6回、あなたが「はい」と言わないと先に進まない関門があります。そして、そのすべてを判断しているのはご本人です。仲人が代わりに押せるボタンは、ひとつもありません。

3. お断りは、実際どうやって伝わるのか

「自分で決められるのはわかったけれど、断るのが気まずい」——これが婚活女性の本音のところではないでしょうか。

面と向かって「ごめんなさい」と言うのは、誰だってつらいですよね。私も婚活していた4年間、断るのも断られるのも、正直しんどかったです。

ここが、結婚相談所の仕組みがいちばんありがたいところなんです。お断りは、ご本人同士では伝えません。

流れはこうです。

1. あなたが担当の仲人(私です)に「今回は見送りたいです」と伝える。

2.​ 私がお相手側の仲人さんに連絡する。

3.  お相手の仲人さんが、ご本人に伝える。

あなたがお相手に直接メッセージを送る必要はありませんし、お相手から「なぜですか」と直接聞かれることもありません。仲人が間に立っているからです。

 

お見合いの申し込みの段階でも同じです。「この年代の方は取り次がなくて大丈夫です」と最初に私に伝えておいてくださる方もいます。そうすると、あなたのところにその申し込みは届きません。心が消耗する前に、手前でこちらが受け止めます。

断ることに罪悪感を持たなくていい仕組みになっている。ここは、マッチングアプリとの大きな違いだと思います。

同じ不安を持つ女性へ

「断れなかったらどうしよう」「押し切られたら怖い」——そう感じている女性のために、活動の進め方やサポートの中身をまとめたページがあります。入会前に、どんな流れになるのかだけでも見ておいてくださいね。

婚活女子応援プロジェクトを見る

4.  では、仲人は何をしているのか

「決めるのは全部本人」と言うと、今度は「じゃあ仲人って何をしてくれるの?」と思われるかもしれません。

私の仕事を一言でいうと、あなたが決めるための材料を揃えることと、決めたあとの気持ちを支えることです。

たとえば、こんな場面があります。

仮交際中の女性会員さんから「彼、LINEの返信がそっけないんです。私に興味ないのかも」とご相談をいただく。
私はお相手の仲人さんに様子を聞いてみる。すると「彼はすごく乗り気で、ただLINEが苦手なだけ」ということがわかる。

これ、ご本人同士では絶対にわからない部分です。聞けませんもんね、「私のこと好きなんですか?」なんて。

こういう「翻訳」ができるのが、仲人が二人いる結婚相談所のいいところなんです。誤解でお別れになるのは、あまりにもったいないですから。

ほかにも、こんなことをしています。

  • 交際が深まってきたときに、価値観をすり合わせるためのチェックシートをお渡しする(お金のこと、お互いの実家との距離感、お子さんのこと、お仕事を続けるかどうか、など)
  • 「言いたいけど言えない」ことを、どう伝えれば角が立たないか一緒に考える
  • お断りの連絡を代わりに入れる
  • 迷ってどうにもならなくなったときに、話を聞く

つまり、決断そのものはあなたのもので、私はその周りを整える役です。学習塾に似ていますね。塾に入っただけでは成績は上がらない。でも、一人でやるより格段に効率がいい。婚活も同じだと思っています。

5. 仲人が「もう少し会ってみませんか」と言うとき

正直にお話しすると、私が「もう一度だけ会ってみませんか」とお伝えすることは、あります。

「押し付けじゃないの?」と思われるかもしれないので、どういうときにそう言うのかを書いておきますね。

それは、お断りの理由が「緊張していて話せなかった」という種類のときです。

お見合いの席というのは、双方とも異常に緊張します。特に男性側は、初対面の女性と1時間差し向かいで座るという経験自体が少ない方が多いんです。だから会話がぎこちなくなる。質問攻めみたいになってしまう。逆に無口になってしまう。こういう男性はいます。それを見て女性が「話が合わない」と判断されるのは、無理もないんです。

ただ、2回目に普通のカフェで会うと、まるで別人のように自然に話せるようになる方が、けっこういらっしゃいます。

なので私は「1回目のお見合いは、本来の姿の6割くらいしか出ていないことが多いですよ」とお伝えします。
そのうえで、交際に進むかどうか、やっぱりご本人に決めていただきます。

 

逆に、「生理的に無理でした」「一緒にいて疲れました」というお断りの理由のときは、私は「それでも交際に進みなさい」とは言いません。

この感覚は、無視してはいけないものだからです。条件がどんなに良くても、一緒にいて疲れる人と生活は続けられません。結婚は毎日の生活ですから、そこを我慢して進めても、あとで必ずご本人が苦しむことになります。

 

「情報が足りなくて判断できていない」のか、「あなたの感覚がノーと言っている」のか。この二つを見分けて、前者なら迷わず次に進んでいただく。それが私の役目だと思っています。

6. 最後の決断だけは、代わってあげられません

ここまで「あなたが決めます」と書いてきましたが、実はこれ、いいことばかりでもないんです。

婚活でいちばんしんどいのは、断られることでも、なかなか会えないことでもありません。「この人に決める」と自分で覚悟することです。

私の実感では、ここで立ち止まる女性は本当に多いです。

「いい人だとは思う。でも、この人でいいのかな」
「もっと合う人がこの先にいるんじゃないかな」
「トントン拍子に進みすぎていて、逆に怖い」

こういうご相談を、私は何度も受けてきました。実を言うと、私の妻も結婚前に同じことを言っていました。

これは、あなたが優柔不断だからではありません。結婚という、これから何十年も続く生活を選ぶわけですから、怖くなって当たり前なんです。むしろ真剣に考えている方ほど、ここで立ち止まります。

こういうとき私は、判断の材料を差し出します。

  • この方と一緒にいて、疲れないか
  • 会話が途切れて沈黙になったとき、気まずくないか
  • 自分の苦手なことや弱いところを話せたか。話しても嫌われなかったか
  • この方の良いところを、言葉にして伝えられたか

この4つが揃っているなら、私は「それはとてもいい関係ですよ」とお伝えします。「ドキドキするか」ではなく、「安心できるか」で見るんです。結婚は毎日の生活だからです。

 

でも、最後の「はい」を言うのは、やっぱりご本人です。ここだけは、どんな仲人でも代わってあげられません。だからこそ、そこに至るまでの不安や迷いは、遠慮なく全部ぶつけてください。そのために私がいます。

実際に「決めた」方たちの話

迷いながら、何人かの人には「お断り」をしながら、最後にご自分で「この人」と決めた女性たちのお話をまとめています。どんな気持ちで決断されたのか、ご本人の言葉で語っていただいていますので、きっと参考になると思いますよ。

成婚ストーリーを読む

7. まとめ

長くなりましたので、要点を整理します。

  • 入会からご成婚まで、あなたが「はい」と言わないと進まない関門が6つあります。全部ご本人の判断です
  • お断りは仲人経由で伝わります。ご本人同士で気まずいやりとりをする必要はありません
  • 「この年代の方は取り次がないで」といった事前の設定も、仲人にお願いできます
  • 仲人の仕事は、決断を迫ることではなく、判断の材料を揃えることと、気持ちを支えることです
  • 「生理的に無理」「一緒にいて疲れる」という感覚は、私は絶対に否定しません。そこは大事にしてください

結婚相談所は、結婚させられる場所ではありません。

好きになれる人を、安心して探せる場所です。

お相手の身元は独身証明書などで確認されていますし、遊び目的の方は入れません。だから、恋愛経験が少ない方でも、安全に出会って、失敗して、また挑戦できる。私はここを「トライ&エラーができる場」だと思っています。

私自身、35歳から婚活を始めて、2年間まったくうまくいかず、一度は諦めました。37歳で「40までに必ず結婚する」と決めて再開し、39歳で結婚しました。4年かかりました。

遠回りをした側の人間だからこそ思うんです。一人で悩んでいる時間が、いちばんもったいないと。

「まだ入会するかは決めていないけれど、仕組みだけ聞いてみたい」——それで全然かまいません。むしろ、そういう聞き方をしてくださる方のほうが、あとで安心して活動できます。どうぞ気軽に声をかけてくださいね。

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ハピマリ新潟代表の有田です。

ハピマリ新潟は、新潟市西蒲区、燕市・三条市など県央地域を中心に活動しています。ZOOM・LINEを使えば、新潟県内の遠方の方も、他県の方も全国対応が可能です。

IBJ(日本結婚相談所連盟)とTMS(全国結婚相談事業者連盟)という2大連盟に加盟していますので、北海道でも東京でも大阪でも九州でも、お世話ができます。首都圏・関西圏以外の【地方の婚活】には、共通する課題があります。地方の婚活は、地方で成婚実績を出している結婚相談所におまかせください。

私は男性の仲人です。だからこそ、女性同士では分かりにくい「男性が何を考えているのか」「なぜあの人は急に引いたのか」を、翻訳してお伝えできます。

入会をすぐに決める必要はありません。まずは今の状況を話してみるところから始めてみませんか。人目を気にしない相談室で、じっくりお話をうかがいます。オンライン面談も可能です。

 

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